40代の転職
退職するまでに考えたことは、
- 仕事と並行して、転職活動はできるか、できないか
- 転職活動の期間の設定(いつまでに次の仕事を決めるのか)
- 退職(離職)して転職活動する場合、その間の生活資金の確保は大丈夫か
- 家族の理解はできているか
- 退職までに 転職活動方法等の知識、情報収集はできているか
- 引き継ぎにはどれくらいの日数が必要か
- 退職規定(いつまでに退職申請する必要があるか)
今回は、
6,引き継ぎにはどれくらいの日数が必要か
7,退職規定(いつまでに退職申請する必要があるか) です。
今回も、転職活動の実体験を基に一例をご紹介したいと思います。
7,退職規定(いつまでに退職申請する必要があるか)
転職を決意したのはいいのですが。問題は、次の行動となります。
それは、 退職の意思 をつたえることです。
各会社で、会社の規則(社内規定/就業規則)が違うので、ここは慎重に注意が必要です。
私の場合、退職日の 約1ヶ月前(余裕をもって40日前)までに、退職の意思を伝えました。「退職願」を用意して一緒に。
退職の意思を伝えた順番は、
- 直属の上司
- 人事部
の順で行いました。
理由としては、
- 上司より先に人事部に退職を伝えると、後で退職を聞いた上司もいい気分ではありません。
- 退職のことを何も聞いていなかった上司としても、立場が悪くなります。
- 部下からも相談されないと評価が下がることも考えられます。
- また部署内で引継ぎなどでスムーズにいかなくなることも懸念されます。
- 引継ぎ相手が上司になることも多々あります。
- すべては、相手の気持ちになって考えることも必要だと思っています。
もちろん、これは一例です。私の場合は上司とのトラブルはなく、スムーズに話が進みました。上司次第では、退職の引き延ばしも考えられることから、注意は必要かと思います。
上司の後は、人事部へ自分での行動がベター?
上司から人事部担当者に退職のことを伝えてもらうのではなく、上司に退職の意思を伝えた後に、同時に人事部担当者に退職の意思を伝えた方がベターかもしれません。今までの人間関係や会社の状況など複雑ではあるので、決して正解はありません。本当にここまで気をつかう必要があるのかとも思います。
私個人の意見としては、会社に迷惑をかけるのはどうしようもありません。退職することに間違いはないのですから。ただ、いろんな理由があったとしても、今までお世話になった会社、上司、同僚がいます。転職先が同じ業界ならなおさら、退職の仕方にこだわりをもって、丁寧に退職をすすめていくのがベターだと思っています。
退職願
退職の意思だけではなく、あわせて「退職願」を書くことになると思います。
会社によって、専用の退職願の入力フォームがある場合もありますし、ない場合は、自ら便せん等を購入して「退職願」を書く必要があるかもしれません。
参考:ここでは触れませんが、「辞表」ではなく、「退職願」です。
私の場合、会社ルールをよく理解できてなかったので、自ら便せん等を用意して「退職願」を書いて上司に提出しました。
退職願は提出する前に、保管用にコピーをして保管しておくこともおすすめします。これもリスク回避です。
退職の意思を伝えたあとは、
事務処理上での退職の意思つまり、退職申請(作成) です。まずは、人事部担当者に退職申請用の書類がないか確認しましょう。
もちろん、申請には会社規模もありますが、上司の認可(上司押印やコメント)や上司経由で申請を人事部にお願いすることも考えられます。
退職規定(就業規則)は事前に確認を
トラブル回避の秘訣です。
就業規則によって、退職の申請が1ヶ月以上のところもあったり、細かなルール上ではわかりませんが。申請をして、人事が受理し、認可することも踏まえて、私の場合は、余裕をもって40日ぐらい前に退職の書類の提出をしました。
退職日と有給の処理についても、会社(人事部)と確認が必要です。
特に次の会社が決まっている方、退職日と有給の処理の仕方を、はやめに人事部と調整する必要があると思います。後になって、こんなはずじゃなかったとならない為に。
もちろん、退職までに
- 有給を消化して退職する方。
- 有給を会社に買い取ってもらう方。
- 次の転職する会社の入社日が決まっているから有給を放棄する方。
いろいろなケースがあります。
正解はありません。会社、会社での考え方(処理のルール)があるので、上司、人事、特に人事部担当者との処理方法、退職日等をよく確認する、納得して行動する方がいいかと思います。後で、処理方法で不満がでないためにも。退職日の確定をしっかり理解するためにもです。
退職までのスケジュール管理を退職希望日から逆算しなくてはいけません。特に次の転職先が決まっている方は尚更です。
退職の意思 まとめ
退職の意思はまず誰に。
- 退職の意思を上司にする。
- 人事担当者に退職の意思を伝える。
両方した方が無難だと思います。なぜかというと上司に伝えただけで、退職日の引き延ばしや上司が人事に伝えるのが遅くなって、退職の手続きが遅くなるのを防ぐためです。
組織が複雑、大きな組織だと、上司の上司まで・・・て。そんなケースも。時間がかかり、人事担当者までにいつたどりつくのか不安になってしまいます。
また、先に人事に伝えてしまうと上司がすねる場合もあります。気をつけましょう。上司も人間です。
皆さんの環境によりますが、上司に意思をつたえ、完了すれば、同じ日に人事部にも退職の意思を伝える方がベターかもしれませんね。
私の場合、同じ日に、上司と人事担当者 に退職の意思、退職希望日を伝えました。
6,引き継ぎにはどれくらいの日数が必要か
引き継ぎについて
やめる会社なんだから、何も気にしないでいいじゃないかって言われたこともあります。確かに、「やめる会社なんだから」の意味はわかっています。
しかし、お世話になった会社でもあります。私の場合は、一度、やめて復職させてもらった会社でもありました。
結果的には、会社にまた迷惑をかけることになりましたが、個人的には、やめ方もある程度は会社にお世話になったこともあり、迷惑のかけ方にも気にかけたいと思っていました。ただ、個人的な気持ちの問題かもしれません。こだわりました。
また、やめ方一つで、これから次のお世話になる会社が、もし同業種であったりすると、退職の仕方、やめ方などの話が知らず、知らずに新しい転職する会社に知れ渡ることも考えられます。同じ業界では、情報がはやく回りやすいものです。
どんな理由で、今の会社を離れるか、いいことも、悪いこともあるかもしれません。退職理由が間違った情報が流れるかもしれないのです。
退職の仕方は、スムーズにトラブルなく、会社に迷惑を最小限にとどめて、すっきりときれいに退職した方が、後々に、新しい転職する会社に行くときに、自分にはねかえってくる可能性があるかもしれないと思って行動するのがいいかと個人的には思っています。
感情的にはならず、粛々と、退職までの手続きを日頃の仕事だと思って完結する。仕事としてやり遂げる。それにつきると思います。
引継ぎは時間との闘い
退職意思を伝え、申請書類等の準備進めた後は、退職日までに、どのように今の業務を引き継ぐかです。
私の場合、半年前に今の部署に異動となり、前任者の引き継ぎ資料がありました。これはラッキーでした。そして、半年間、私なりに理解するために、引き継ぎ資料をバージョンアップしていました。
しかし、バーションアップといいながらも、ただ、走り書きでメモ書きしたみたいな状態だったので、エクセルであった引き継ぎ資料に、メモ書きの内容を追記入力して退職までに完成しました。それでも、以外と業務時間以外に作業したので、時間がかかりました。退職日は決まっていたので。あせりながら。
引き継ぎ相手がいない。後任が決まらない!
- 退職までに後任が決まらず、約1週間かけて引き継ぎ内容を上司に説明。
- 同僚となる契約社員さんにも、可能な限り引き継ぎをしました。
繰り返しになるかもしれませんが、退職するのだから、「引き継ぎなんてどうでもいいのでは」という方もおられます。それまでの環境、待遇によっては理解できるかもしれません。
何社かの人事担当の方に、
「前任者が退職までに、すべてパソコンのデータを消して、全く資料やデータがない。困っている。」という話を聞いたことがありました。
どちらが悪いのかは、私にはわかりません。
資料やデータを他の方と共有できていない。中小企業なら、ありがちではありますが。
転職活動で、採用面接の時にその話を聞かされると。複雑な気持ちです。
前任者の退職に至ると会社の関係、上司との関係に疑問を感じてしまい。本当、この会社大丈夫かなって思ってしまいます。人間関係トラブル多発してるのか?ややこしい会社かなと。考えてしまいました。
結局、その会社は不採用でしたので。なぜかホットしています。
ご縁があれば、一から仕組みを構築できますよって言われても。。。だったからです。
引継ぎ まとめ
引き継ぎは、退職する上で、短い時間にいかにまとめ、後任に残すか。
すっきりした気持ちで、会社を退社したいので。迷惑をかけながらも、最小限に。
退職したいものです。
ご一読いただき誠にありがとうございました。
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