F1 2019シンガポールグランプリ 決勝を終えて 勝手解説2
レッドブル・ホンダ
まさか、まさか、想定外のシンガポールグランプリ。
このシンガポールグランプリでの勝利を目指して、後半戦を戦っていたレッドブル・ホンダ。
ここに、予定外のチームが現れます。フェラーリです。
ちょっとしたことで、流れはかわるものです。
2連続での勝利から、ここでもフェラーリが勝利を手にしました。
レッドブル・ホンダにとっては、低中速コースのシンガポールグランプリは、マシンとの相性からみて、勝利できる得意なサーキットの一つとしていました。
チームも 「ここで勝ちにいく。」「勝ちにこだわる。」
との強気の自信があるコメントも多数あがっていました。 意気込みはすごいものがありました。
エースドライバーのフェルスタッペンもここで勝利を狙っていました。
後半戦のサーキットの中で、最も勝利の可能性が高いサーキットと認識していたからです。狙ってました。
ただ、同じく低中速コースを得意とするメルセデスとの一騎打ちは覚悟はしつつも、必ずメルセデスに勝ってみせるとの意気込みでした。
そんな中、シンガポールグランプリは開幕しました。
初日のフリー走行では、
予定通り、想定内でのタイムを重ねて、順調にスタートしていきました。
フェルスタッペンも満足した走りができて、「いける!」と思っていました。
コメントでもご機嫌でした。
しかし、2日目 予選で大きな変化が。
まさか、まさかのフェラーリが脱落することなく、苦手なはずの低中速コースのシンガポールに強さを発揮してきたからです。
初日の走行データから、マシンのセッティングも修正し、タイムが伸びるはずの2日目になっても、レッドブル・ホンダは、フェラーリほどのタイムアップができない状態。
なぜだ、なぜだとチーム内で迷走している間に予選となり。
方向性を見失ったレッドブル・ホンダは予選での手応えなく、フェラーリに完敗。
決勝においても、作戦ミスをしたメルセデスにだけには勝って、3位表彰台をなんとか獲得しました。 フェラーリに挑戦するだけの力もなく、やっとの3位。
結果としての3位には、満足しつつも。
それは、フェラーリに完全に敗北した結果として受け入れる3位であって。当初の勝利を狙いにいったチームとしては、完敗。想定外の結果。かなりのショックでした。
後半戦にはいり、3連勝となったフェラーリの復活にメルセデスを含め、レッドブルにとってもやっかいなチームが復活したなという感じです。
レッドブルにとっては、チームの勢いを失いかねない、危機感となったシンガポール
グランプリとなりました。
次戦のロシアグランプリ。
そして、ロシアグランプリの後は、鈴鹿 日本グランプリにむけてますます、どんな展開なるかわからなくなるフェラーリの躍進でもありました。
ちょっと心配です。がんばれ、レッドブル・ホンダ。
鈴鹿 日本グランプリレッドブル・ホンダのワンツーフィニッシュを夢見て。
予想外 その2
輝きがなかったマシンたち。
シンガポールグランプリでは、夜間の照明にマシンが光り輝くと以前、ブログに記載したのですが、レッドブル と フェラーリは、マシンの塗装がつや消しだったため、
以前よりも美しさはありませんでした。ちょっとがっかり。
レッドブルは、昨年もつや消しタイプ。
そのかわりに、一部のドライバーのヘルメットが、ナイトレース用にピカピカタイプを使用してました。
来年は是非、フェラーリは昔の塗装タイプに戻してもらいたいです。真紅のフェラーリ。ナイトレースには、とても美しさがあります。
次戦、ロシアグランプリでの3チームがどんな戦い方をするのか、楽しみです。
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