F1 ベッテル 今期限りで フェラーリ離脱発表
今週のお題「会いたい人」
ひさびさのF1ブログ。しかし、残念でもあり、また新たな展開を楽しみにしたいそんな情報がはいってきました。
ベッテル、フェラーリ離脱
フェラーリF1チームとベッテルは、今シーズン(2020年)末で、現在の契約の延長をしないことを正式に発表した。今シーズン限りで、ベッテルのフェラーリF1チームからの離脱が確定しました。
フェラーリに移籍する前のレッドブルでは、4回のF1タイトル、ワールドチャンピョンを獲得したベッテル。
2015年に、このタイトルを持って、フェラーリへ。
しかし、今シーズンまでに、ベッテルは、フェラーリでのF1タイトルを獲得することはできませんでした。幾度か、チャンスがあったものの、チャンスをものにすることができず、そんな時に、昨年、ルーキーのルクレールが加入。
ルクレールは、初年度からベッテルを圧倒し、チーム内で流れが大きくかわることとなりました。印象的なフェラーリデビューとなり、トップチームのプレッシャーを感じない、堂々たるレース運び、勝利も重ね、昨年の成績は、ルクレールの方がベッテルを上回った。
勢いのあるルクレールは、フェラーリチームとの信頼を積み重ね、その結果、チームは異例ともいえる、2024年までの長期契約を結んだ。フェラーリの本気度がわかる。
一方、ベッテルは、今シーズンまでの契約だったため、水面下で来シーズン以降の契約交渉をしていた。更に、新型コロナウイルスの影響もあり、現時点で、今シーズンのレースは開催されていない中で、複雑な契約交渉になったと推測されます。
いろいろなF1情報サイトを見ていると、ベッテルにとっては、契約年数や、年俸、そして待遇面で、かなりの譲歩が必要で、契約延長の交渉は、かなりハードルが高い、難しい、受け入れがたい契約内容になったのではないかと思います。
ベッテルにとっては、チームに一番、信頼されているか、いないか。そういうことが、大切だった。しかしチームは、世代交代をベッテルにつきつけた。
とはいえ、ベッテルにとって、トップチームであるフェラーリを離脱するとなると、次のチームへの移籍話になるのですが、なかなか、いい成績をおさめられるような、条件をみたすようなチームの席は、あいていないのが実情です。
それがわかっていても、フェラーリを離脱しないといけないだけに、チームへの信頼も、忠誠心もなくしたんだろうと思います。
過去の実績があっても、2015年から今までのフェラーリでの成績が、チームとっては、我慢の限界だったのかもしれません。世代交代すべきドライバーの台頭も逆風でした。
実力の世界とはいえ、ベッテルの速さはまだまだあります。そしてフェラーリとしても、今後のドライバー選択で、ベッテルレベルのドライバーはそうはいません。トップチームのドライバーは、動きそうにもありません。
個人的には非常に残念な離脱です。
来季のベッテルはどこへ?
現時点では、マクラーレン と ルノー がオファーしたとの情報があります。
それは、それぞれのチームの候補は?
- マクラーレンなら、サインツ。
- ルノーなら、リカルド。
の両ドライバーがフェラーリの候補者として、あがっています。
どちらかのドライバーが、フェラーリドライバーになった時、ベッテルの行く先が決定すると思います。
リカルドが有利か?
今期末で、ルノーとの契約交渉を控えているリカルドですが、移籍後、期待以上にルノーチームのチーム力のなさに、リカルドもあきあきしているところがあり、勝利も厳しく、契約延長しないのではないのが有力となっています。
フェラーリの1席が空くとなると、ますます、現実味が増す可能性があります。ただ、ベッテルがルノーを選択できるかどうか?発展の見込みがないルノーのチーム力に、ベッテルが契約するのか疑問視です。
サインツの可能性?
ベッテルの有力な移籍先がマクラーレン。メルセデスやレッドブルのチャンスは、ほぼなく、その中で可能性があるのがマクラーレン。
来季のマクラーレンは、マシンのレベルはさておき、エンジンがかわる。メルセデスエンジンを搭載することは決まっており、また、ドイツとしてのつながり、トップチームへの返り咲きを狙うことに力をいれているマクラーレンにとっては、ベッテル獲得はいい話。
F1情報サイトでも、ベッテル離脱報道前までに、サインツをフェラーリが獲得するのはないかの情報が多数だされていたことも、ベッテルがマクラーレンへの可能性が高まっていました。
ベッテルには、マクラーレンしか残っていないと思っています。アロンソを再度チームに戻すよりは、ベッテル獲得の方がベッテルにも、チームにもプラスに働くと思います。
ベッテル、マクラーレン移籍!っていうニュースを楽しみしています。
ご一読いただき誠にありがとうございました。
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