F1の世界もしばしの 夏休み。9月より、後半戦がスタートです。
後半戦について
後半戦がスタートとはいえ、トップチームの力関係は大きくかわらないでしょう。
その年に完成されたマシンは、いろいろな空力パーツを追加装備することで、マシンレベルはあがりはしますが。
根本的なマシンの設計をいじる訳ではないので、失敗作のマシンは、かなりのてこ入れをしてもなかなか、後半戦から大躍進にはつながりにくいものです。
ただ、夏休み前のレッドブル・ホンダ と フェルスタッペン。
あらたしい、フロントウィングを装着してからはエンジン、マシン、ドライバー、
そして、チーム戦略 がうまく機能しています。
この活躍は、後半戦も引き続き 楽しませてもらえると信じています。
鈴鹿での日本グランプリが本当に楽しみです。
ホンダエンジンの信頼性とエンジンバーションアップの戦略が、フェルスタッペンの安定した走りと相乗効果で、夏休み前の大躍進となりました。
そして、レッドブル・ホンダにとっての勝負は、ドライバー交代です。
姉妹チームから、今年から参戦したアルボンをこの後半戦から起用したことです。
トップチームので彼の活躍を期待しています。
来年にむけた契約交渉も
そして、F1は、後半戦。チーム と ドライバー との 契約交渉も大詰めです。
そろそろ、前半戦での成績で、来年の契約がないドライバーたちは、この数戦での成績でアピールが必要です。
- アピールが必要となると、ちょっと無茶をするドライバーが現れます。
- 流れをつかむドライバーと更に泥沼に落ちるドライバー。
後半戦のこの数戦で、なにかあるかもしれません。おもしろいレースがあるかもしれません。
F1は厳しい世界です。新人が起用されるには、誰かが、チームを去ります。
去ったドライバーが、他のF1チームに移籍できれば、まだ幸せかもしれません。
F1のチャンスが残ります。
しかし、そうはいきません。違うカテゴリーを探すことの方が多いかもしません。
または、
サブドライバーとして、テストを担当することで、1年がまんして、次のF1のシートを探すこともあります。1年はレースにはでられません。
F1の世界には残れますが、将来、1年後のレースに復帰できるかは、確約はありません。しかし、F1の世界を一度離れ違うカテゴリーにいくと、なかなか次にF1で声をかけてもらって、復帰することは難しいともいわれています。
次から次と、下位のカテゴリーから魅力あるドライバーがチャンスを狙っているかれです。
しかし、条件があります。
- 速さ
- 適応力(能力)
- 大口の スポンサー をつれてきてくれるドライバー。
速さ、能力だけでは難しい。
多額の投資をしてくれる企業、スポンサーを連れてきてくれるドライバーがほしい。
上位チーム以外は、予算も厳しく、チームの存続も含めスポンサー獲得が必要です。
単純に 能力がある、速さがあるドライバーがF1に昇格できない。
速さがあり、能力があるドライバーは、トップチームでチャンスつかむしかない。
F1昇格には、スポンサーがセットです。半分はそのような、全てが整ったドライバーが勝ち得たシートです。
さまざまな、条件クリアした 約20人しかなれない F1のドライバー。
実力があっても、トップチームに所属しなければ今は、3位入賞すら厳しい世界です。
今年の後半戦、昨年以上に たのしみ です。9月が待ちきれません。