F1 ピンクメルセデスの躍進
こんにちは、AKIRA(アキラ)と申します。
いつもご一読いただき誠にありがとうございます。
2020年 F1も、ようやく開幕しました。
オーストとリアグランプリ 2開催、そして、先週は、ハンガリーグランプリとあっという間に、3レースが終了してしまいました。
3レース開催されて、はやり、メルセデスの強さ。この数年で改良されたメルセデスのマシンは、開発の方向性に間違いがなく、とうとう完成形 といったところでしょうか。
毎年、マシンの弱点を1つ、1つ、改善してくる。マシンの空力やエンジンも含めて。
悲しいですが、今年もメルセデスが主役。
レッドブル・ホンダには、ちょっと厳しいシーズンかもしれません。
そんななか! ピンクメルセデス が注目です。
ピンクメルセデスといわれているのが、レーシングポイントF1のマシン。
正式名称は、RP20 というのですが、このマシンは、メルセデスの昨年のマシンW10に酷似しているため、各チームより、ピンクメルセデスと皮肉をこめて名付けられました。
F1の世界では、いいところは、すべてコピーが常識です。ただ、直接、設計図をもらったりすることは厳禁となっています。
レーシングポイントF1は、エンジンやレギュレーションで許されているパーツについては、メルセデスより供給(購入)されています。もちろん、自社で開発する部分は、自分たちで開発、製造等しなくてはならないのです。
ただ、エンジンやギアボックス等の心臓部がメルセデスからの供給なのですから、あとは、マシン全体のコンセプトをどうするかになってくるのです。
そんなこともあり、レーシングポイントF1は、昨年のメルセデスW10のマシンを完全コピーとはいいませんが、ほとんど酷似したマシンを今年、投入してきました。
F1の世界だけではありませんが、技術の進歩はすさまじく。コピーしたF1マシンは決して速くはないというのが私個人の感想でした。
しかし、今年のピンクメルセデス。以外と速い。
フリー走行、予選と、決勝でのレースペースと、昨年のレーシングポイントF1とはまるでちがうレースをしています。安定して速い。
好いマシンの特徴があります。それは、二人のドライバーも同じように速いということ。
予選でも、二人のドライバーが切磋琢磨して、同じようなタイムをたたき出す。
二人のドライバーのマシンへの好みもありますが、二人とも乗りやすいのでしょう。
乗りやすくて、速い。そんなマシンを今年、レーシングポイントF1は完成させてきたのです。
他のチームでも、フェラーリとハース、レッドブルとアルファタウリも同じような関係を結んでいます。
ただ、レーシングポイントF1までのコピーはしていません。
今シーズンは、このピンクメルセデス、レーシングポイントの二人のドライバーが表彰台にあがることもあることでしょう。
メルセデスはおいといて、それ以外のチームは、このレーシングポイントF1とのバトルが楽しみになってきました。手強そうなピンクメルセデス。注目です。
ご一読いただき誠にありがとうございました。
読者登録をお願い致します。